更新時の条件を知っていますか?
賃貸を利用するときに契約がどうなっているか確認されていますか。普通借家契約を結んだ場合、更新時に更新料という名目で一時金を求められることがあります。更新料は地域によって期間や金額が異なります。また、契約更新時に貸主から契約内容の変更を言い渡されることがあるかもしれません。変更内容に合意が出来ない場合には、法定更新で契約時の内容で契約更新をすることができます。また、一方的な契約内容の変更に合意できないからといって、一方的に賃貸借契約を打ち切られることはありません。また、一方的な提案だからと言って最初から拒絶する必要はありません。契約内容に合意できる内容であれば、積極的に話し合いを進めるのも一つの方法です。
新しく借りるときにこそ、契約内容を確認をしよう!
本来、更新料は法律上の根拠は無く強制されるものではありません。しかし、契約時の特約として取り決め事項が明記されている場合には支払いの義務が生じます。定まった期間以上を生活する可能性があるなら、契約時に更新料がどうなっているかをきちんと確認しておく必要があります。インターネットやフリーペーパーの情報では更新料まで書いていないものもあります。不動産会社へ問い合わせをしたときに、合わせて確認をしておくと安心です。 更新料の分割払いや値下げを要求する事も可能ですが、貸主の心象は良くありません。更新料を払うタイミングには火災保険なども同時に更新になるため出費が多くなりがちです。納得できる内容であるかどうか、契約前に確認をして後から困ることのないようにしておきましょう。